夏蕎麦―打ってみました。(速報) |
先日、「抜き」をご紹介した「夏蕎麦」ですが、早速今日打って見ました。
二八で、加水は通常のせいろとほぼ同じくらいで、大丈夫です。
ちなみに安全を見込んで多めの46%で打った所、かなり柔らかめでした。
仕上がりは写真の通り、抜きの持つ「青さ」が明確に出ています。
いわゆる「夏蕎麦」は、色合いだけという蕎麦も多いのですが、今回の物は食感も
もっちりとした感じで、蕎麦の味香り、最近よく言われる穀物感がしっかりと感じられます。
これだけで打てば、この青さと味を強くアピールできます。
また、他のせいろ粉などと合わせて使っても良いと思います。
色々と使い方を私も考えていますが、元町の店では今現在十割で提供している
常陸秋蕎麦(茨城産)と、合わせて使おうかとも、思っています。
割合なども工夫すると、面白いでしょう。
蕎麦は、本当に面白い、といった素朴な気持ちを持たせてくれる、綺麗な「良い蕎麦」です。
粉としてのご提供は、「業務用」限定ですが、先日お伝えした通りで、来週以降を予定しています。
「抜き」でのご提供は、量的な問題もあり、検討中です。