蕎麦屋の系図 |
2003年に「新書」で出版された本ですが、このほど文庫化される事になりました。
(光文社より7/12頃全国書店で販売予定)
昨日の午後に届いたので、とりあえずフェイスブックでは先行して紹介しました。
当方でも元町の店や販売所で、ずっと販売してきました。
蕎麦に興味がある方にはコンスタントに売れては
いましたが、失礼ながら文庫化は意外でした。
当方一茶庵だけでなく、藪、更科、砂場といった江戸時代から続く老舗などを
含めて、その歴史を紹介しています。
その他、そばや、蕎麦屋の興味深い話が書かれています。
私も、一茶庵の特徴として、「教室」を運営してきた経緯などについて取材を
受けました。
著者は、祖父の評伝「蕎麦と生きる」(一茶庵 友蕎子伝)を書かれた岩﨑信也さんで
私も何度かお会いしていますが、蕎麦や「食」に対する造詣はかなり高いものをお持ちの方です。
文庫化されて、また広く読まれる方が増えるとそばに関わる者としては嬉しいものです。