「作ってしまった」お店 |
時折あるケースですが、要注意です。
お店を作ってから、教室(プロコース)にご参加という事があります。
結果的に、そば屋のノウハウに叶う造りになっていれば、良いのですが、
そうした例は稀です。
適正な客席数か、厨房の配置は、配膳(パントリー)の位置取りは?など
問題点があるケースが殆どです。
最近目にした例でも、典型的なこうしたパターンで、そば屋はこういった
感じ、というだけで作ってしまったお店があります。
拝見すると、客席はまだしも、厨房が人数とメニューに鑑みると大きすぎて
機材も配置が、とりあえず置いてあるというレベルです。
お聞きすると、大体よそのそば屋を覗いて、こんな物があれば良いだろう
という感覚で作ったそうです。
更に保健所の事前相談を経ていないようなので、後で改善指導が入るかも知れません。
そうなると、追加工事など余計なコストが掛かる場合もあります。
周りで、そういった事が分かる方がいなかったのか不明ですが、今後の対策を
これから検討していく必要があります。
教室は、そば打ち技術を教えるだけではありません。
理にかなったお店作りのポイントを授業でお教えしていきます。
お店作りのポイントを知って、間違えない、そして余計な費用をかけないお店を
作っていく事は、限られた予算で開業を進めるには肝要です。