後継者の立場で考えること |
実家がそば屋で「後継者」という方も多々、当方の教室にはお見えです。
但し、継承の形は様々です。
すんなりと?お店に入って「修行」しながら、店主へと育っていくケースもあれば、
一旦ほかの仕事についてから、「戻る」という経緯をたどる方もいます。
最近も、学校は卒業の目途がたったものの、どうすべきか迷っている方がいらっしゃい
ました。
私は、こうした場合には自分に素直に、「やってみたいこと」にまずは邁進してみることが
大切だと思っています。
たとえ、そば屋と違う業種で仕事についたとしても、いずれ「戻る」ことになった際には、必ず
その経験は役に立つものです。
人生すべて必然、出会うものが役立つ時は思わぬタイミングで来るものです。
たとえば、今の時代、どこでも必須のツールである、ITスキルはビジネスマンとして
身につければ、そば屋でも当然無駄ではありません。
他の仕事についたら、そば屋へ戻ることはないのでは?
それも、その人の必然です。
常におのずとベストの選択をしている、そんなふうに考えたいものです。