2月3日「一茶庵」創業の日 |
約15坪弱ほどの店が、東京新宿にひっそりと誕生したのが、
大正15年の今日のことです。
我々「一茶庵」の暖簾が初めて掲げられた日です。
祖父が興したこの店が、後に広がって今に至ります。
いつも思いますが、この寒い季節に20代前半で商売を始めたこと、ましてやほとんど
経験がない世界に飛び込んだ「勇気」はどこから来たのだろうと・・・。
大正の末から、昭和、そして平成へと時代は移りつつも「そば屋」という商売は
今も脈々と続いています。
現在では、今日がそのおおもとになる一人の職人が店を開いた
「創業の日」だと知る由もない孫弟子、曾孫弟子さんのお店が
活躍する日々です。
我々にとっては「すべて」が始まった冬の日です。