TOYOTA 豊田社長 |
昨日のTV東京「カンブリア宮殿」のテーマは
25兆円企業 トヨタ復活劇の真実!
~豊田章男 激動の5年~
社長就任以来の逆風に立ち向かい、復活を遂げた世界的大企業のトップの姿を
描くものでした。
社長としてのテーマを「車が好き」「もっと良い車を」というシンプルな言葉で
象徴して事業にあたっている様子は、多少の脚色はあれど、感心するものでした。
巨大企業ですから、マネジメントなどは経営陣に優れた人材がいる、それなら
トップとしての役割は、シンプルに「車への情熱」を示すことだといいます。
確かに、車会社のトップがサーキットで運転する様子はあまり目にすることはありません。
以前から、別名「モリゾウ」でこうしたモータースポーツ活動を行っていることは
知られていました。
「御曹司」「創業家のプリンス」と呼ばれた立場を良い意味でとらえての、スタンスとも
いえるかもしれません。
トヨタの車は、燃費が良くて、丈夫で・・・というプラスポイントに、「楽しい」という要素を
どう加えるか、今でも大きなテーマのようです。
どんな仕事、商売も同じだと思います。
トップがその製品=作るもの、に愛情をそそぎ、好きであること、これこそが原点だと
思います。
私の祖父-片倉康雄も「そばが好き」から一歩をスタートさせました。
世界に冠たる企業と、一介の蕎麦屋では、比較になりませんが、その原点は共通
するものがあるといえるでしょう。