台湾-台北でのそば① 「二月半」にて・・・ |
2泊3日の日程でしたが、台湾-台北へ行ってきました。
主な目的は、現地でのそばやうどんを提供するお店が増えているとのことで、
その実際を見るためです。
ここ数年、台湾や中国、韓国などの方が教室プロコースにご参加頂くケースは
増えています。
今後もその傾向は続くであろうことも考え、百聞は一見・・・ということで
訪ねました。
なお、今回訪ねたお店はいずれも当方とは全く関係はありません。
最初のお店はFBでも宣伝告知をしており、台北のほか、南部の高雄でも店舗を
展開していて「十割そば」をメインにしています。
台北中心部のMRT(地下鉄)「中山駅」から5分くらいの場所は裏通りですが、
カフェやヘアーサロン等が軒を連ねるエリアです。
店内は、渋めの内装で、「木」の風合いを生かした洒落たデザインのお店です。
結構広いお店で、席数は40席以上はあるでしょう。
開店と同時に入店しましたが、予約の依頼と思われる電話がかかっています。
すでに「予約席」の札が立っているテーブルも見られます。
やはり開店待ちをしていた方々と同時に入店。
12時が近づくにつれて、順調に?入店客が続きます。
「いらっしゃいませ」は日本語です。
注文したのは「ぶっかけ天ぷらそば」(280元-税込308元=約1230円)
こうした「ぶっかけスタイル」のメニューが多いようです。
やはり天ぷら系のメニューが人気です。
冷奴など、涼しげなサイドメニューを頼む方も・・・。
食感はしっかりしたコシが感じられます。
やや黒めの強いそばにつゆは、日本での普通のそば汁よりやや薄めの感じです。
そばの上には、カイワレ、刻み海苔、青ネギ等々。
ただ、全体的な味のバランスは、日本のそばと遜色はありません。
天ぷらも上手に仕上がっています。
そば茶などの販売も手掛けているようです。
私が居た間では、来店客はほぼ現地の方とお見受けしました。
女性のグループ客、会社の昼休みと思われるビジネスマンの方達が普通に
そばを召しあがっています。
日本の駐在員の方なども多数お見えになるお店のようで、地元ではすでに
人気店であることは実感できました。
いわゆる「もりそば」「せいろそば」といったシンプルなスタイルよりは天ぷらや
野菜、果物などを合わせた「盛り合わせぶっかけスタイル」が人気メニュー
のようです。
ただ、これはやはり食文化の違いがあり、逆にうまく日本のそばを食べるスタイル
をアレンジしているといえるでしょう。
店名の「二月半」はそばが生育する二か月半=75日をイメージしているようです。
日本の立ち食い蕎麦系のチェーン店も街中にはありますが、こちらは独自のスタイルで
台湾での「そば食」の展開を目指している方向性が見て取れます。
お店のFBページ
https://www.facebook.com/healthy.soba?fref=ts