横浜 関内 立食い蕎麦 千花庵へ・・・ |
「千花庵」はもともと、鎌倉にあるそば屋さんで、横浜の野毛にも酒と料理を
楽しめるお店を開いていました。
そして、先日横浜の関内に「立ち食い」店をを出店したとのことで、行ってみました。
関内の伊勢佐木モールの裏手にあり、開店のお祝いのお花が賑々しく飾って
あります。
入り口脇に食券の券売機があり、手前は製麺機が鎮座しています。
食べるスペースは、入り口側がまさに「立ち食い」エリアですが、奥はカウンター
になっていて、「座って」食べることができます。
ネット等では既に評判なので、混雑しているか?と思っていましたが、さすがに
口開け直後の午前中なので、先客はいませんが、私の後に徐々に入店が続き、
皆さん、やはり「座れる」カウンタースペースに席を取られます。
食券を出して頼んだのは、「天せいろ」(700円)*税込です。
ほどなく、まず「かき揚げ」が出てきました。
海老を含んだ結構大振りなもので、揚げたてなので、アツアツです。
お店の方から、塩で食べることを勧められます。
なかなか立ち食い店では、お目にかかれないレベルのものといえるでしょう。
続いて、そばが提供されます。
「十割そば」ですので、まずは「塩でどうぞ」とどこかで経験したような?「手打ち」の
お店を彷彿とさせます。
お勧め通り、塩で食し、勿論汁でも頂きます。
機械打ちの十割ですが、まずまず美味しいそばです。
ただ、ここが立ち食い店であることを踏まえれば、かなりクオリテイの
高いものといえるでしょう。
本当に立ち食い店のレベルが昔とは、くらべものにならないくらい向上している
ことには驚かされます。
また、このお店の特徴は、立ち食い店ながら、「出し巻玉子」等料理や酒の
のラインナップもあり、夜は立ち飲み店的な使い方もできるのかと想像できます。
「千花庵」は鎌倉で以前から有名なお店でしたが、ここ数年出店を続けています。
経営方針等の内容は、全くご縁のないお店なので、私は預かり知りませんが、
手打から、酒食主体のお店、そしてこの立ち食い店と業態を変えながら展開する
様子は、なかなかの手腕をお持ちの方が経営を担っているのだと推察されます。
ただ、「そば」を軸にしながら、こうした多角展開を図るのは、一つの優れた手法
であると感じます。
この近辺には、「ゆで太郎」や「富士そば」なども至近距離にあります。
ただ、コンセプトの違いでそれぞれが競い合う、なかなか熾烈な激戦区になった
ともいえるかもしれません。
お店の参考ページ