大阪 まき埜へ・・・ |
この日の大阪は最高気温が37度という日で、かなり暑さが厳しかったのですが
JR福島駅から10分くらい歩いて到着しました。
(大阪駅からも同じくらいで歩ける距離です)
時間的には、昼の営業時間も終わる間際でしたが、やはり数人の方が
並んで待っています。
大阪でも屈指の人気店ということもあり、覚悟はしていましたが・・・。
それでも、タイミングが良かったのか、一気に店から出てくる方がいて、待っていた
ほぼ全員が店内に案内されます。
それでもまだ店内は8割がた埋まっており、比較的若い来店客が多いことが目立ちます。
店内は、奇をてらわず、落ち着いた上質な雰囲気をたたえています。
カウンター席もありますが、空いた席の関係から贅沢に4人テーブルを一人で
使わせて頂けました。
こちらは十割、田舎など数種のそばがありますが、今回は一連の店巡りの流れから、
ベーシックな「盛りそば」(940円)税込をお願いします。九一で打たれているようです。
運ばれてきたそばは、まさしく端正であり、つやがあり、本当に姿の良いそばです。
食しても勿論、期待に違わず風味よく、香り、味、汁とのマッチングも素晴らしいものです。
今回はブログでも紹介したように、なにわ翁、松下と巡ってきましたが、こちらの店主は
なにわ翁出身ということですから、翁系探訪ということになります。
大阪のそばは以前は粗挽き系、黒く野趣あふれるものが主流だった時期があったように
感じていますが、今やこうした端正なそばが評価される時代に入り、多様性が
増したことを実感できます。
そば湯を頂いて、店を出ると丁度お昼の営業が終わる時間のようです。
日帰りの予定なので、この日はすぐにこの後帰って来ましたが、まだまだ大阪及び
関西のそばは、興味が尽きません。
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