「平成28年産そばの作付け面積及び収穫量」発表 |
2/14付で平成28年産そばの作付面積と、収穫量のデータが発表されました。
ポイントは
①作付面積は60,600haで前年比4%の増加
②全国の10a当たり収量は47キロで、前年比22%の大幅減
③全国の収穫量合計は、28,500トンで前年比18%の大幅減
主な要因は、多雨による生育不良、台風等による倒伏被害が顕著。
また、収量の上位地域は
①北海道12,300トン
②茨城1,970トン
③山形1,840トン
④長野1,780トン
⑤福井1,500トン
といった結果になっています。
また、平成27年度の玄ソバ輸入先の上位は
①中国19,000トン
②アメリカ18,000トン
③ロシア8,000トン
となっています。
昨秋の収穫時から、産地や業界情報で概ね2割減ということは聞いていましたが、
予想通り、全体では18%の減ということでした。
特に上位産地の北海道が約23%減、長野が約24%減、福井が約22%減
といった状況から、今後の相場環境も、変化が生じる可能性を否定できないでしょう。
平成28年産は、なかなか厳しい作柄となりました。
農林水産省統計情報HP