目黒不動門前 海老民本店へ |
目黒不動尊は正式名称-瀧泉寺(山号=泰叡山)。不動明王を本尊として、808年
に開創されました。
「目黒」の地名はこの目黒不動尊に由来するという説もあるようです。
また、サツマイモ普及で知られる青木昆陽の墓がある場所としても知られています。
週末の午前中でも、参拝に訪れる人や、散歩途中の方が多いようです。
その門前に開ける一画にやはり趣高い構えのお店を先日訪ねました。
マンションの1階に位置していますが、かなりの面積を占める堂々たる印象です。
元々、1928年(昭和3年)にこの地で創業したお店で、現在のお店は平成3年に
新装されて、現在は3代目の店主が切り盛りされているようです。
入店すると、店内は広く優に50席以上はあるでしょう。
口開けで入店しますが、近隣の家族連れの方々どが続々と訪れる様子は、地元に
根付いた人気店であることが伺えます。
「海老民」ということで、海老の天ぷらメニューも豊富なようですが、「築地仕入」と
ある「穴子天せいろ」(1300円)税込をお願いします。
そばからうどん、丼物まで多数のメニューがある町のそば屋さんの雰囲気ではありますが
現在は、手打ちで食材にもこだわりを持っているお店でもあり、そんなことから
今回訪ねてみようと思いました。
運ばれてきたそばと天ぷらは、期待に違わず、ハイレベルなものでした。
そばは、端正に打たれ、風味もコシもしっかり伝わる上質なものです。
大振りな穴子天は、外はサクサク、中はほっこりで香ばしく美味しく仕上がっています。
店内では、そば、うどん、丼などの注文が飛び交っています。
また、お酒のオーダーも週末の昼ということもあり、多いようです。
こうした気軽に使えるお店でなおかつ美味しく上質のものが味わえる、というのは
なかなか良いものだと思います。
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