そば寿司 色々・・・ |
先日、ある老舗店で頂いた「そば寿司(いなり)」です。
ざる汁等に砂糖、酒やみりん、等で調整した汁で煮た油揚げの味がそばに合って
美味しいモノです。
こちらには、人参やひじき等が入り、食感も良いモノでした。
同じお店の「そば寿司(海苔巻き)」です。
芯に玉子、椎茸等が仕込まれています。
なかなか、仕込みに手間がかかるので、常時メニューに載せているお店は
少ないものです。
上記のような稲荷寿司タイプや海苔巻タイプが多いですが、
茶巾、ちらし、押し寿司等もあります。
お店によって、使う具材や味付けも微妙に違います。
そば寿司は幕末に登場していた歴史もあり、結構古くから食されてきたそば料理です。
こちらは当方のコース料理等で提供していた、そば寿司の一例です。
伊達巻などは、華やかさも増します。
使うそばも、白雪(更科)系を使うと、より色鮮やかな一品となります。
当方のプロコースでは、そば寿司の仕込みと仕上げを実習します。
開業しても、すぐに活用できることは少ないものですが、コースや懐石等にこうした
モノが登場すると、そば屋としての特徴をよりアピールすることができるのでは、
と思います。