「茶そば」変わりそばの定番 |
「茶そば」は乾麺もあり、専門のお店もあるくらいですから、広く認知された
変わりそばと言えるでしょう。
抹茶を更科(白雪)粉に打ち込んだそばです。
大体そばの総量に対して、抹茶を2-3%くらい入れるのが標準的なところでしょう。
当方の手法としては、白雪同様、熱湯を用いて「湯こね」の工程が半分ほど進んだ
くらいで抹茶を合わせて練りこみます。
その際に、抹茶は水を吸収するので、その分の水を「補給」することが大切です。
多少割れやすく、もろく、打つこともちょっと難しいそばですが、お茶の香りを
ほのかにたたえたそばは美味しいものです。
そばを温めた「熱盛り」で提供することも大変向くそばです。
本来は、「冬」の季節のそばと言われていたようですが、イメージ的にも「新茶」
の今頃に提供するお店が比較的多いようです。
写真のそばは、横浜市内の某店で最近頂いたものですが、やはりこの季節の「新茶感」
をアピールしながら提供されていました。