今年夏の首都圏「水」事情は・・・ |
今年は、九州等で豪雨被害が出ており、雨には油断できないのですが
適度に降ってもらわないと、色々と困ることが多いものです。
昨年の夏は、1都5県-東京・埼玉・茨城・群馬・栃木・千葉など主に利根川
及び荒川水系などは、結構厳しい貯水状況だったのですが、今年は
利根川水系などは、かなり貯水量の状況は良いようです。
現状87%くらいの貯水率ということですから、昨年同時期の40%程度から
すれば、大幅に今年は良いといえるでしょう。
但し、荒川水系の方は現状62%くらいの貯水率で、取水制限も行われて
いるようです。
当方のある、神奈川の状況は昨年の9割程度の貯水率とは打って変わって、
57%ということですから、あまり良い状況とは言えないでしょう。
やはり要因はここまでの降水量の推移であり、ゲリラ豪雨的な狭い地域での
大量の降雨はあっても、全体としてみれば今年は関東では降雨が少ない状況です。
今後どうなるかは、お天気次第ですが、このまま少雨が続けば、更なる取水制限等も
あり得るのでしょう。
水を使う商売を長く携わっていると、この時期はどうしても気になってしまうものです。
昨日は神奈川でも豪雨があり、海老名市などでは1時間に100ミリを超える状況
もあり、降ればよい、ということでもないので、本当に難しいものです。
利根川水系貯水状況
荒川水系貯水率
神奈川の水源情報