蕎麦を通じて出会いと別れ |
最終日の授業終了後、恒例の記念撮影等を行い、皆が帰っていくのはやはり私も
寂しい物です。
20日間、実質1ヶ月を共に過ごした、生徒さん同士もそんな気持ちをお持ちだと思います。
特に今回は、きちんと目的意識を持ってご参加の方が多く、技量も上達しほぼ講習の目標は
達成できましたから、満足感とともにそんな気持ちを強く感じました。
九州から、ドライバーの職を辞して参加した方、東海から蕎麦に対する情熱で参加した方。
やはり東海から、仕事を1ヶ月休んで参加し、必死に練習に励んだ方。
東京から、持病を抱えながらも商売としてではなく、技術向上のために取り組んだ方。
60代で開業の形を色々と模索しながら、講習を真剣に受けていた方。
こうした、それぞれ素晴らしい方と出会わせてくれたのも、蕎麦のおかげと思っています。
これからも、この期の方々のみならず、後からご相談等もお受けして、
勿論縁が切れるわけではないのですが、皆が蕎麦と向き合って生きていくきっかけになれば
良いと思っています。
明日からはまた新しい期が始まります。
新しい出会いもあります。
毎回この繰り返しですが、今回は何かひとしお感慨を深く持っています。