昨年のそば概況 |
平成23年1月31日公表 資料より抜粋
平成22年産そばの作付面積及び収穫量
- そばの作付面積は、前年産に比べて5%増加 -
【調査結果の概要】
1 作付面積
全国の作付面積は4万7,700haで、前年産に比べて2,300ha(5%)増加した。
これは、関東・東山、北陸、九州等において戸別所得補償モデル対策の開始により作
付けが増加したこと等による。
2 10a当たり収量
全国の10a当たり収量は62kgであった。
このうち、北海道の10a当たり収量は72kgで、作柄の悪かった前年産に比べて53
%上回ったものの、10a当たり平均収量を4%下回った。これは、開花期から収穫
期までの高温の影響により登熟期間が短縮され、未熟粒が多く発生したこと等による。
3 収穫量
全国の収穫量は2万9,700tであった。
(農林水産統計-農林水産省 大臣官房統計部)
今日は、プロコース開講日です。
そば全般の話を午前中にしますが、中でも、上記のような現在のそばの収穫状況や
国産・輸入の推移、相場のことなど、やはりプロとして知っておいて貰いたい事を
中心に講義をします。
昨年、一昨年と続けて、概況は厳しく、例年より相場も上がっています。
そば打ちも大切ですが、最も大切な原料の状況はこれを使って商売をする者にとっては
最大の関心事の一つです。