お店のルール-色々あります |
上の写真は、当方の元町一茶庵での冷酒の提供の形態です。
いわゆる鉄瓶の「お銚子」に、敷物を使い、お猪口をお出しします。
勿論、お通し等をつけるため、お箸等は当然お持ちします。
これはあくまで一例ですが、その他各種のそばや、料理の提供方法を
決めていく事はお店を開く際には必要です。
逆に考えれば、先ずメニューを決めて、どういう内容のものにするかを
検討し、器を決めて、提供する形を決めます。
今日も教室プロコースでは、講義でもお店のルールを説明します。
これ以外にも伝票の使い方や、接客の仕方など、様々なお店のルール
を決めていく事が必要です。
基本的な事は決めて置かないと、やはり対応が難しくなります。
お店では、いわゆる想定外のこともおきます。
そう大したことでは無いのですが、そういった場合にも基本的なルールが
決まっていれば、それに照らして決めていく事が可能です。
いわゆる「マニュアル」ともいえますが、個人店の場合、ルールは決めますが
場合によっては臨機応変に対応する事が、必要になります。
これは、テクニックというより、よく言われるもてなしの心や、気配りの
姿勢が大事です。
お店の評価は意外にこうした事が大きな比重を占める事も、頭の隅に置いて
欲しいと思います。