大学生就活解禁のニュース |
昨日から大学生の就職活動が解禁になったそうです。
リクルートスーツに身を包んだ学生さんが説明会に集まる様子がニュースで
伝えられていました。
また、最近はネットで説明会等の予約を取るという作業が必要なようで、
なかなか繫がらないで困っている学生さんの様子も映っていました。
大学3年生ということで、再来年の就職に向けての活動という事ですから
随分と早いように思えますが、これでも2ヶ月程度遅くなったそうで、ちょっと
驚いています。
学生時代の約3分の1をこうした活動に充てなければならないのも、個人的には
どうか、という気もします。
就職=就社は社会に出る人にとっては、当たり前のことのようですが、我々のような
商売や手に職をつける人も中にはいることでしょう。
ただ、心配なのはよく言われるように求人と就職のミスマッチです。
一部の企業や職種に集中してしまう懸念です。
来春の大学卒業予定者の就職率も6割程度のようで、私などの時代とは大きく
変わったのを感じます。
これからの時代は、一つは企業も外国人学生をどんどん採用しているように
グローバル化するということ、そして会社に頼らない生き方も必然的に
考えなければいけない時代になるでしょう。
別にそばでなくとも良いのですが、技術や能力で自分の道を切り開いていく生き方
も一つの道だと思います。
就社しても良いのですが、そこで何を学び自分の生き方を切り開いていくかを
常に考えなければ、これからは厳しいのは間違いないでしょう。
昨日も映っていましたが、ネットで説明会の予約が取れるかどうかが今後の
人生を決めてしまう等と話しているのを聞くと、首をかしげてしまいます。
報道は、一般的には表面的なことしか伝えてくれませんが、昨日のニュースを見て
ふと感じる事です。