湯桶-今は色々な提供方法があります。 |
写真は、友蕎子の銘が入った漆溜塗りのいわば「本物」の漆器製の湯桶です。
老舗などでは今でも使われていますが、現在は入手しようとするとかなり
高価です。
元町の店でも使用していますが、これも昔から少しづつ集めていたので、
何とか揃えられた位です。
今は、樹脂製のものでもかなり良い物で出来て、これを使用するお店も増えました。
また、漆器ではなく急須や鉄瓶、陶器の片口器、テイーポットなどを使用する形式も
よく見かけます。
また、本来はそば釜の茹で湯を汲んで提供しますが、別立てで「白濁」した
よく言われる「ポタージュ風」の提供方法も増えています。
これも時代の変化だと思います。
お店の雰囲気や、他の器とのバランスも考えて決めれば良いでしょう。
寒い日も、温かいそば湯を飲むと、ほっとする物です。
また、そば焼酎などの「そば湯割り」も美味しいものです。