営業中の追い打ち |
只今、GWの最中です。
横浜も各地からの観光やイベントのお客様を迎えて賑わっています。
元町も、いわば横浜の観光スポットのエリアの中にあるので、こうした期間
はかなりのお客様にお見えいただいています。
そばは、基本的には朝から打ってその日お出しする分を用意します。
但し、こうした期間や土日は時折その分だけでは足りなくなる事があります。
そうなると、いわゆる「追い打ち」をして追加分を用意します。
昨日も、昼で殆どが無くなり夜の分は中休みの時間の追い打ちでまかないました。
それでも夜も、かなりの盛況でやや早い時間でしたが、仕舞いとさせて頂きました。
こうした判断も難しいのですが、お店の状況やご来店の推移で、決めるしかありません。
そばの残り枚数が少なくなってくると、厨房では注意しながらカウントダウンを
していき、ホールスタッフとも打ち合わせて、ご来店の方にご迷惑をお掛けしないよう
気をつけています。
夜は、料理や酒類の注文も多く、追い打ちになかなか取り掛かれないのもネックです。
営業時間ぎりぎりまで、ご提供するのが理想的ですが、手打ちそばの場合、完璧に
そうする事が出来ないこともあります。
繁忙の程度やお店の人手の問題もあります。
当方ではそば打ちが出来るスタッフが殆どですから、営業中でも厨房作業を
抜ける事が出来れば、追い打ちは可能ですが、注文がかなり立て込んでくると
厳しい物です。
また、そのタイミングもあります。
昨日は微妙なタイミングでしたが、一通り注文をこなしてほぼ閉店時間に近くなり
そこで仕舞いとしました。
閉店時間を少し過ぎてお見えのお客様もいらっしゃいましたが、売り切れとの事で
ご説明のうえ、ご納得頂きました。
営業時間は厳密に守るべきなのでしょうが、現実的には難しい面もあります。
時にはお待ちいただいても、と言う方もいらっしゃるのでその際はいわば「打ちたて」
をご提供することもあります。
お店の側としては、心苦しい面もあるのですが、致し方ない事もご理解頂ければと
は思います。