定休日の考え方 |
企業によるチエーン店や、デパート、ショッピングセンターなどに入っているお店は
そば屋でも「無休」というお店もあります。
これは、当然ですが、複数の人員によるシフト体制で運営しています。
個人店は、基本的に無休は難しいものです。
週に一回の定休日はとらないと、体の休養もありますが、事務関係の雑務などが
滞ってしまいます。
ただ、最近増えている週休2日は、しっかり考えて検討した方が良いでしょう。
2日休んで鋭気を養う、という考え方は分かりますが、採算等も精査した上で
決めるべきでしょう。
事業立ち上げは、やはりどんな仕事も大なり小なり、「試練」はあります。
これが、ある意味「醍醐味」でもあります。
勿論、自宅などで、第二の人生としてそば屋をスタートする方は、
賃料や人件費も掛からないという場合「マイペース」営業も
ライフスタイルとして、理解は出来ます。
現在は、日本でも一般的には「週休2日」が定着してきました。
お勤めから、そば屋という「自営業」に転進した方はこの感覚をどう捉えるか
難しい所かもしれません。
1ヶ月の営業日が何日になり、売上げ計画と収支計画をよく検討した上で、無理ない
範囲で、判断した方が良いでしょう。
最近、開業当初から週休2日、隔週2日休みなどのお店が増えています。
傾向としては「良い」方向性だとは思います。
しかし、その分集中する事や、補完する営業対策をしておかないと採算面も
タイトになってしまうこともあります。
一人の経営者として、どう考えるか、各自の事情は違うと思いますが、他の店を
気にするのではなく、自分の店の事情に照らし合わせて決めて欲しいと思います。
やや厳しい事を書きましたが、逆にこうした条件をクリアして週に3-4日程度の
営業できちんと成り立っている店もあります。
また、収支が安定してくると、徐々に定休日を増やす店も多々あります。
これから大晦日を終えると正月休みに入るお店も多いと思います。
ここはしっかり休んだ方が良いですが、この業界は1-2月くらいは通常はやや静か
なシーズンに入ります。
ちょっと、落ち着いて考えてみても良いかもしれません。