2013年 02月 11日
延し台-大きさ・高さに注意 |
今春開業予定のお店から、「延し台」製作の依頼を受けています。
このサイズは、現在多くのお店が大体150センチ幅です。
(写真の教室のものが同サイズ)
奥行きが設置場所によって若干変わりますが100-110センチ程度です。
面積があるお店であれば、180センチ幅の延し台を入れるケースもありますが
最近は少ないようです。
「昭和」の時期はこれが主流でしたが、店舗がコンパクトになってきた時代の
流れでしょう。
(元町の一茶庵は180センチ幅です)
総面積10坪ほどの小規模店舗の場合は120センチの「小型」延し台を採用
するケースもあります。
そばを打ったことがあれば、こうした幅や奥行きの意味が分かると思います。
実践的なそば打ちの量で1キロ以上が現実的なお店の1回で打つ量です。
1.2・1.5・2キロで打つケースもありますが、いずれも四つ出しの対角の長さが
90-100センチ程度になります。
これが無理なく出来る幅や奥行きが必要です。
また、高さは各自の身長によって調整の必要がありますが、教室も含めて標準的な
高さは75センチ程度です。
これで165-175センチくらいの方はほぼベストフィット、±5センチ位までは
対応可能です。
また、営業をしていかないと分からない実践的な使い勝手をいえばお店では数玉を
連続して打っていきます。
玉や、延し上がった生地をおいておくスペースも必要です。
これは、頭で考えているだけでは分からないことです。
詳しく言えば、材質や作り方もきちんとあるのですが、普通の「テーブル」感覚で
作ってしまうお店も多いようです。
お店では毎日の事になるので、十分な注意や配慮が必要です。
by issaan2006
| 2013-02-11 09:01
| そば屋開業