都内居抜き物件-内見同行 |
先日、都内の「居抜き物件」の内見に同行しました。
JRの大規模な駅の近くで、オフィス、住宅、学校、商店などが混在する
地域です。
昨年後半のプロコースを終えて、都内で開業予定の方です。
いわゆる「居抜き」は「お店」の造作-内外装・厨房設備等々を基本的にそのまま
後から入居する方=お店に譲渡する、という方式です。
「譲渡料」も発生しますが、今回もこれについては、交渉材料となりました。
立地条件も判断の決め手ですが、居抜きの場合、厨房などの設備が生かせるか
も大きな判断材料になります。
今回も、客席部分はほとんど手を入れる必要がない、というものでしたが、厨房は
改造が必要で、この費用によって、進めるか、否かの判断が変わってきます。
また、この物件の立地自体は比較的夜の時間帯に重点を置くべきエリアなので、
こうした特性もよく検討して決めるべきでしょう。
私もたくさんの居抜き物件を見ましたが、今回は比較的状態の良いもので、十分
検討には値するものだと感じました。
しかし、都内は行くたびにその地域でメイン通りのテナントが大手チエーン店に
占拠?されているような印象を受けます。
また、話をきくとこれが頻繁に入れ替わっているそうで、「街」の空気がやや趣がない
感じに変化しているように思います。
むしろ、裏通りにかろうじて「街」の風合いを思い起こさせるエリアがあるのが救い?
のように思えます。