シフトダウンして生きる |
今日の東京新聞でこの本の著者の生き方が取り上げられていました。
表題の通り、「減速して生きる」という人生を選んだ方です。
私もこの本を以前読み、このブログでも取り上げたことがあります。
改めて、紹介記事を読むと、大手デパートで働いていた方がストレスで
うつになり、-30歳で退社。その後、旅やフリーター生活を経て池袋に
6.6坪の小さなバーを開き、現在では週休3日のペースで生活している
というものです。
皆が、忙しい日々を過ごす中でふと立ち止まって生き方を考える、そんな
時間も必要だと自戒を含めて感じます。
殊更、「そば屋開業」に結び付ける必要はありませんが、条件を整え
無理せず生きる、そんなライフスタイルを実現するには、「自営」の道が
一番確実かもしれません。
私自身もほぼ年中無休の生活を続ける中で、ある種憧れもあります。
今月から、やや週末のコースを組み替えたのは、昨年来の難聴もあり
あまり無理はできない、という自覚からです。
それでも相変わらず、今も自分自身は休みがありませんが、多少
気分が楽になったようには感じています。
拡大志向を持ち続け、フルスピードで前進を続ける、というのも素晴らしい
ことだとは思います。
ただ、それとは違って段々、減速する、という生き方も一つの選択では、
と思っています。