中古厨房器具を導入・・・ |
先日、教室出身の方から中古機器の購入についてご相談がありました。
現在、開店準備中で諸々の作業に追われ、かつまた「予算」とのにらみ合いが
続きます。
こうした中で、厨房機器に「中古品」を導入しようという方は決して珍しくありません。
今は、中古機器の流通ルートも広くなり、情報もネットで入手することも可能です。
講義でもお話しするのですが、私も決して中古品を否定はしません。
特に、「動かないもの」=作業台、食器棚等々はサイズ等が合えば、構わないでしょう。
但し、慎重に判断してほしいものは「動くもの」です。
釜をはじめとして、熱機器、冷蔵、冷凍庫なども中古で検討は構わないのですが、
ガス機器は、ガスの種類での調整や、メンテナンス、アフターフォローも必要な
機器があります。
こうした保証を前提に検討することは構わないでしょう。
しかし、ネットのオークションなどの取引などでは、この点がないものもあるようです。
十分注意をして判断することが必要です。
出来れば「現品確認」をしておきたいものです。
また、新品であれば、搬入、設置なども行ってもらえますが、中古品の場合は、この点
での注意も必要です。
当然のことですが、中古品はコストが安い分、リスクもないわけではありません。
情報を十分集めて、そのメリット、デメリットのバランスを図って最終的な判断
をしていくと良いでしょう。