石川県 能美市 江戸蕎麦 悠久庵へ・・・ |
石川県能美市は、野球の松井秀喜選手の故郷でもあります。
その能美市で開店8年目を迎える、出身店へ行ってきました。
こじんまりと、かつ小粋な構えは屋号の「江戸蕎麦」にふさわいいものです。
JR北陸線能美根上駅からタクシーで15分くらいの場所です。
とても明るく楽しい、ご店主夫妻とは久しぶりの再会です。
ご夫婦そろって、教室を受講されていた頃を思い出します。
店内は窓も大きく、晴天のあたたかな日差しが温もりを感じさせてくれます。
もうすっかり、そば屋の仕事に慣れて、幅広いメニューを提供されていますが
お奨めという「つけ鴨せいろそば」をいただきます。
器も、地元の九谷焼をはじめ、銘品を惜しげもなく使われています。
つけ鴨の汁はバージョンアップされたそうで、柔らか味のある
良い味に仕上がています。
そばも、端正に打たれており、日々の精進ぶりがうかがえます。
一茶庵の味を踏襲している、とおっしゃいますが、むしろ進化されていることに
感心させられます。
食後には、手作りの「わらびもち」を心遣いで頂きました。
ほのかな甘みと、柔らかさは思わず心を和ませてくれます。
ちょうど、昼を過ぎていたので、ご店主夫妻とお話をして
楽しい時間を過ごせました。
ご店主はそばの腕前も素晴らしいものがありますが、
占いの0(ゼロ)学占術の師範の資格をお持ちで、そのファンも多いようです。
また、バードカービングの趣味もかなりのレベルで、その作品がさりげなくお店に
飾られています。
本当に、幅広く人生を謳歌されているご店主と奥様はその明るいお人柄でお客様を
はじめ、周りの方を楽しい気持ちにさせてくれる素晴らしいご夫婦です。
セカンドライフとして、お店をはじめられたその生き方は、いずれそば屋を・・・と
考える方にとっては、良い見本といえるでしょう。
この日の北陸は、気持ちの良い晴れの空が広がっていました。
北陸新幹線も初めて利用しましたが、速さと快適さはなかなかのものです。
金沢から北陸線に乗り換えてこのお店を訪ねましたが、横浜からでも
悠々日帰リが可能です。
お店の参考ページ