会計時のレシート・・・ |
そば屋に限らずお店で飲食や買い物をすれば、通常その記録としてレシート
等を手渡されます。
但し、お店の中にはレシートを渡さない、発行しないお店もあります。
まあ、たいていは「レシートをください」と言えば、発行してくれたり、「領収書」を
書いてくれたりはしますが・・・。
巷間よく言われるのはレジに打刻しないと、売上記録が残らないので、「脱税」
目的と言われたりもします。
勿論、レジスターの機種によっては、通常は手渡し用のレシートが発行できない
ものもあったり、記録紙やレシート用紙の節約のため、といった理由もあるようです。
当方でも長くお店を運営してきましたから、そのあたりのやむを得ない理由も
理解は出来ます。
但し、お金を払った側の会社や団体での経費での計上の為には最低限
レシートがないと、難しくはなります。
また、そうでない場合も家計簿等をつけるために、記録としてほしい、
という要望もあります。
昨年私が訪れた台湾では、主に脱税防止のために露店などを除いて、必ずレシートを
発行して、「付録」として「クジ」が付いています。
後日当選番号が発表されるので、お店は必ず発行、買い手は保存する確率が高くなり
不要の場合は、「寄付」するという趣旨でレシートを入れていく箱が用意されています。
そこまで徹底しなくとも、普通にレシート等を発行した方がいわゆる「明朗会計」
をイメージさせてくれます。
当方のお店では必ずレシートを発行していましたが、半数くらいの方が受け取らない
といった事も実際であることは理解していますが、商売の基本として、
「取引の記録」という意味では、きちんと発行すべきでしょう。
(先般、辞職した都知事の話で出てきた「領収書」等の問題では、受け取った側の
扱いの課題であり、これはこれで経費に計上すべきもの、すべきでないものの峻別など
計上については慎重にすべきことは当然の事でありますが・・・)