相盛り(相乗り)のそば |
このお店では「合盛り」と称されていました。
二種類以上のそばの盛り合わせ。
一つのせいろに二種類以上のそばを盛り合わせること。
また、そばとうどんを半分づつ盛り分けるときにもいう。
といった説明が「蕎麦の事典」柴田書店にも記されています。
写真は、いわゆる「更科そば」と「並そば(もりそば)」の盛り合わせです。
複数のそばを一度に楽しめる、面白みがあります。
当方でも三色そば、五色そば等を提供していました。
三色=せいろ・田舎・変わりそば
五色=せいろ・田舎・白雪・変わりそば2種
といった構成です。
お店の側としては複数以上のそばを打つ(仕込む)必要があります。
但し、馴染の少ない変わりそば等を知ってもらうためには、こうした相盛り
等の方が注文しやすいものです。
経験上でも、単品の変わりそばや白雪(更科)よりも盛り合わせの方が
出数は圧倒的に多かったものです。
変わりそば等を提供する際には検討しても良いでしょう。