そば・うどん繁盛BOOK(第18集)発行 |
この本も毎年1回発行される業界誌です。
大テーマがタイトル通り、「お店の繁盛」ですから、具体的な成功事例や
豊富な写真を使った様々な店のユニーク、売れ筋メニュー例の紹介などが
恒例記事です。
ここ最近の動向を受けてか、「人手不足」への対策案なども記されています。
やはり読者対象はお店の経営者、勤務者がメインでしょう。
同じように年に1回発行される、柴田書店の「そばうどん」が業界事情以外に
そばにまつわる文化的な記事や、食文化的な側面の記事が多いのに対して
あくまで「実務的」な内容を目指していることが分かります。
実践的な内容を求める層には重宝でしょう。
当方関係では、教室と横浜のお店での修行を経て長野県佐久市で開業した
「手打ちそば くう庵」がタイアップ記事で紹介されていて、久々に見る店主の
姿が凛々しくなっていることに感慨を覚えました。
ネットに最新情報は譲るものの、こうした印刷媒体は深い分析等に真価を
求めらていることを感じます。
旭屋出版HP