東京大田区 「手打ち蕎麦 和酒 美月」へ・・・ |
本当にこの夏は格段に暑い日が続き、教室の休講期間で出身店を
訪ねる予定もなかなかはかどりません。
また、先般の台風の影響から途中で訪問を断念したお店もあります。
それでも教室のメンテナンスの日程を縫って、比較的近い
東京大田区で昨年7月にオープンしたお店へ行ってきました。
東急池上線の蓮沼駅、もしくは同じく多摩川線の矢口渡駅からいずれも
徒歩10分弱くらいです。
住宅や学校などがある静かな通りに面しています。
こちらは、普通の住宅を本格的なお店に改装して開業されました。
エントランスは、住宅だったとは思えない上品で洒落た雰囲気です。
口開け早々に伺うと、元気な女性の声がかかります。
こちらは女性3代で切り盛りすることでも、地元ではすっかり有名になって
いるお店でもあります。
元々は、店主のお祖母さんがご夫婦で別の場所でそば屋さんを
経営されていました。
即ち、亡くなられた店主のお祖父さんの味を引き継いで復活された、
というストーリーを持つお店です。
現在はお祖母さんが接客等、お母さんと娘さん(店主)がそば打ちや調理を
主に担当する、という役割分担で店を運営されているようです。
当教室ではお母さんと娘さんのお二人が勉強されました。
そんなバックストーリーを持ったご家族なので、「そば屋」という商売は
熟知されていますが、改めて手打ちやそば屋の技術を勉強され、お店も
自宅を改装して素晴らしい形で開業を果たされました。
この日は最近一番人気という「ぶっかけ」を頂きました。
娘さんが打たれた端正なそばの上に水菜、揚げ玉、海苔、かつお節などが
盛られた暑い季節に向くメニューです。
当方で学ばれたそば焼きみそが、アクセントを加えてくれてそばの風味と
味わいをプラスしてくれます。
暑い日でも、食欲が進むことが間違いない逸品と言えるでしょう。
その他、屋号の通り銘酒や一品料理もそろっているので昼だけでなく、
夜も楽しめるお店です。
この日も、口開けから地元の方々が続々と入店されている様子を見ると、
すっかり人気店になっていることがうかがえます。
開店間もなく「おとなの週末」に掲載されたこともあり、このエリアでは
注目店となっているようです。
女性ならではの優しい空気感や、くつろげる居心地がファンを
広げているようです。
週末などは結構混雑することも頻繁にあるとのことです。
これからも、3人ともお元気で長く愛されるお店になっていくで
あろうことを感じさせてくれます。
美月 HP