そばの盛り付け |
授業の主体になっています。
内容は、店の営業を想定して、注文に応じて物を作って出す一連の流れを
やってみるというものです。
やはり、そばが打てても実際の店での営業の中で、
重要な要素を占めるのが、この過程です。
すぐに出来なくても、改善点や、まだ自分が理解不足な点、そして何よりも重要なのは
こうしたトレーニングのやり方を覚えて、実際のの開店前に実践をしてもらいたいということです。
我々も、この段階では色々と講評、注意をしながら進めていくのですが、単純なことですが
「そばの盛り付け方」の重要性を改めて、指摘する事が多くなります。
せいろでも、ざるでも、特に冷たいそばはふわりと適当にバラけていて、箸で手繰った時に
適度に食べられる様に、盛り付けてあるのが理想です。
洗いが不足して、そば同士がくっついてしまったり、パスタ状にねじって盛り付けてあると、
食べにくい物です。
また、見た目も大切ですから、単純な事ですが随時指導を行います。
店でのそばは一期一会と私は思っています。
確かに何度も行きつけのお店でも、その時のそばの表情は、いつも微妙に違うはずです。
そこが、盛り付けた姿だけでも分かる人にはわかってしまう物です。
授業の中でも、勿論指導は行いますが、再度この最終週でその大切さを分かってもらうよう
努めているつもりです。