お披露目・レセプション |
いわゆる「お披露目」または「レセプション」を行う事はよくあります。
また、これは店側にとっても最終訓練と色々なメンテナンス面を含めたチエックの意味でも重要です。
出す内容はいわゆるグランドメニュー(開店時と全く同じ)でも良いですし、少し絞る形でも
良いです。
もっと自信がなければ、決まった物を出していくだけでも良いです。
一番大切なのは、来店客を迎えて物を作って出すという事です。
その前段階で、いわゆるシュミレーションをして物を作る練習は当然必要ですが、
より本番に近い形での実践トレーニングと思うことです。
失敗しないに越した事はありませんが、仮に何か失敗をした、出すのが遅くなったという事があっても一応「身内」であれば甘えてはいけませんが許されます。
また、予想外におしぼりやタオルを使ったり、掃除のタイミング、トイレチエックなどの検証も必要です。
これは「他人」が来店客として入って初めて分かります。
また、招待は事前に招待状などを郵送することが多いですが、気をつけて欲しいのは
折角の晴れ姿を沢山の方に見てもらいたい、また先々を見越して宣伝をかねて多くの方を
招待してしまうと、対応が大変になります。
また、お一人に招待状が行くと大抵ご夫婦やご家族でお越しの場合も多いですから、
招待状×何倍かの数になってしまう事も想定されます。
勿論、全ての方が見えるとは限らないので、付き合いの度合いなどよく考えて招待客は選定する事です。
日取りはやはりめでたい事で、多くの方に来て頂くため、週末が多いですし、良いでしょう。
(1日だけでなく2-3日続けるケースも多いです)
また、お祝い等をお持ちになったり、お花を送ってくれる方もいらっしやいます。
その為と記念品をかねて、簡単なお返しを大よそ予定数用意しておく事です。
(手ぬぐいやタオル、地元の焼き物、そば菓子、そば茶などが多いようです)
基本的には代金は頂かない形が多いです。
(もし、会費制等にせよ代金を頂く場合はその時点で飲食店の営業許可が取れていないと
いけません)
いずれにせよ、ここは出来れば開店当初の予定スタッフで対応し、できること、できないことを
明確にして、本オープンを迎えることです。
メニューの見直しもここで一応目途をつけておくことです。
これをしないで、いきなりオープンは混乱を招く事が特に未経験の方は
多いですから注意する事です。